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手術当日(術前)

午前中、看護師さんが何回も来て、お通じの確認。出てないっていうと浣腸される。幸い私はお腹はゆるい方なので、4〜5回トイレに行ってスッキリ出した。

手術当日は病院の病衣?っていうのかなそれに着替え、絶飲食なので生食の点滴も入った。パンツは手術室入室の1時間前くらいに術後パッとマルチ(オムツみたいなの)に履き替えた。
手術室ではかされるであろう弾性ストッキングも何故か事前に渡された。
弾性ストッキングは深部静脈血栓症(DVT:deep vein thrombosis)予防のために履く。

 

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左は弾性ストッキング、右は術後パットマルチ

 

手術予定時間の30分ほど前に手術室から呼ばれ、自分で点滴スタンドを運びならが看護師と一緒に手術室に向かった

 

手術

手術室の手術台に乗るように言われ移動。そして病衣から手術衣に着替える。着替えるというよりは看護師たちに着替えさせられる。そして上腕には血圧計、左人差し指には酸素飽和度の機器、心電電極がつけられる。

そしていよいよ麻酔。今まで全身麻酔しかしたことがなかったが、今回は初めての硬膜外麻酔で下半身のみの麻酔だった。
横向きになるように促される。1回目に局部麻酔、2,3回目に硬膜外麻酔を打たれた模様。硬膜外麻酔がこれまた不快。冷たいものがスーッと入ってくる。全身麻酔の方がマスクをして一瞬で落ちるし、覚醒したらちょっと気持ち悪いけど手術終わってるし、この時は全身麻酔の方がいいなあと思っていた。

硬膜外麻酔をして背中になんか管をつけているのに仰向けになる。えーっ、背中に管がはいってるのに仰向けになっていいんかいなと思ったけど、いいんやろうなあ。
仰向けになり、目の前についたてを置かれ、麻酔科医が冷たいものを体の腹部や胸部にあて、麻酔の効きをチェックしていた。麻酔が効き始めようやく整形外科医が手術をし始めた。
そうそうついたてが置かれたあと、向こう側で尿道カテーテルを入れているのがわかった。感覚はないけれど、陰部あたりをまさぐっているのはなんとなくわかった。

 

視界にあるもの

目の前:ついたて
右上:内視鏡モニター
左上の奥の壁:生体モニター(血圧、心電図、酸素飽和度、心拍が表示されている)
左:患部の膝を膨らますためであろう、大量の生食バッグ2つ(途中何回か追加していた)
が見えていた。意識化の手術は変な感じ、終始内視鏡モニターを見ていた。

 

 手術中はとにかく肩、上腕あたりが痛かった。ずーっと固定しているから。
ちょこちょこ動かしていたけど、痛い。これを何とかしてほしいなあ。

で3時間ほどで手術は終わった。最後に靭帯を骨に固定する時に、ハンマーで釘みたいなのを打ち付けられた時は、すごく体に響いた。

行きは自分で手術台に移ったが、帰りは看護師、医師によりベッドに移された。
麻酔で身動きできないのは変な感じ。

つづく